司馬遼太郎記念館

対話ノート

開館カレンダー

休館日

開館時間:10:00~17:00
(入館受付は16:30まで)

休館日:毎週月曜(祝日の場合は開館し翌日休館)、9/1~9/10、12/28~1/4

TEL:06-6726-3860

FAX:06-6726-3856

入館料:大人500円、高・中学生300円、小学生200円(20名以上の団体は入館料が2割引)

大書架に置かれているノートに書かれたメッセージの一部をご紹介します
(このページは毎月初めに更新、前月のメッセージを掲載しています)

2019年8月

 初めて、そして45にもなって、障害者になって、ようやく来る事ができました。最初に読んだ作品は何だか覚えていませんが、とにかく中学生の頃からの司馬先生の作品の大ファンです。訪れたところ丁度「街道をゆく」雲南省編の上映を見ることができ、素晴らしい出迎えを頂いた気分です。
 蔵書の物凄さに圧倒されたのはもちろんですが、圧迫感ではなく、不思議な安らぎを覚えました。根っこが生えそうです。埼玉在住なので、頻繁に訪れる事は叶いませんが、この記念館にいつでも再訪できるように、そして次回は書家でもある妻を連れて来たいと思います(今日は娘と宝塚大劇場へ行っているのです…)。この記念館が末永く続いていきますように、自分も微力ながら応援していきたいと思います。
 木とコンクリートをベースに築き上げられた空間で、簡素でありながらも木の温もりを感じられるそんな空間でものすごく落ち着きを得られました。
 またステンドグラスを取り込むことで、派手で大きな照明を使わずとも自然の日光だけで空間に光を演出していて、光が射しこむスポットにどこか神秘的なものを感じました。
 また、無駄のなく、キレイに空間いっぱいにしき詰められた蔵書は、一目見るだけで見る人全てを虜にするような、圧倒的な迫力に感じられました。
 また湾曲上の壁に沿って表現されているのも建物の外部と内部空間がリンクしていて良かったです。
 圧倒的!な知の蓄積と思索で、この方の頭の中を覗いてみたいと思っていました。何冊読んでもあなたをあなたの心の奥底を捕まえられません。この国がまた過ちの方向に行っているのではないか?正々堂々と自国の主張をしているのか?短絡ではなく「したたか」に「誠実に」外交をしているのか?この先日本と日本人はどうなるのか?ビジョンを照らしてくれる、あなたはもういないのですね。もう少し足りない我が頭で考えて考えて考えてみます。あなたの膨大な著書の中から生きるヒントを探してみます。
 もうすぐ終戦記念日です。それは関係ないのですが、今日も暑い日です。
 『坂の上の雲』が私の愛読書でこれまで何回読んだかわかりません。亡夫の愛読書も『坂の上の雲』であり、それで夫との結婚を決めたのかもしれません。結婚して我が家には2セットの『坂の上の雲』を所有することなりました。坂の上の雲ミュージアムにも行きました。安藤忠雄さんの建物も素敵です。念願かなって今日、ここに来ることができました。夫と一緒でないのが残念です。2日後は夫の誕生日、54歳になるはずでした。東京に帰ったら報告します。
 念願叶い、ようやく訪れる事が出来ました。亡母はまさに本の虫でした。そんな母から、定期的に送られてくる荷物の中にはいつも、読み終えた司馬遼太郎さんの本が入っていました。私はいつも母を追いかけるように、本を読みました。今でも、まだ読み終えていない本が手元にあります。読むのがもったいなくもありますが、読んだ後と前の出会は全く違いました。
 理解力を求められる本がたくさんあります。
 理解出来るような人間になりたいと思います。
 本との対話、母との対話、これから時間をかけてしていきたいと思います。
 いつか子供が本を読むようになり、私の本棚に興味を持ってくれた時の為に、『二十一世紀に生きる君たちへ』をしのばせておきたいと思います。
 昨日、『坂の上の雲』四巻を読み終わりました。折り返し地点です。日露戦争の描写と、たまの遠回りが結構好きです。八巻まで頑張ります。 (中学生 女性)
 東京から来た高校2年生です。恥ずかしながら先生の著作は一冊も読んだことがありません。ここの「二十一世紀に生きる君たちへ」心に響きました。人と助け合い、志を持って、生きていくのが良いと。私は将来の夢がまだ決まっておりません。しかし、先生のおっしゃっているような人物になれるよう、気をつけていきたいと思いました。代表作の『坂の上の雲』『竜馬がゆく』など、読んでみようと思います。
 学生時代、司馬先生の作品をかじる程度に読み、偉大な先人たちの人生に触れることができました。自分も、少しでも、そんな人たちに近づけたらと思っていました。
 今年、社会人になり医師1年目として働きはじめました。『花神』で読んだ緒方先生のような医者を理想に思いながらも、多忙な毎日の中で、自分の力不足を痛感し、さらには、人の気持ちにさえ寄りそえていない現実を過ごしながら、将来に不安を抱いています。そんな中、今日ここを訪れて、自分の〝原点〟を少し思い出せた気がします。結局は〝人〟。うまくいかない毎日、なんとなく過ごしてしまっていましたが、自分に厳しく、他人に優しく、少しでも成長していけるように研鑽をつんでいこうと決意できました。この決意を忘れず、次訪れるときには少しでもましな人間になっていられるように…。
 社会人1年目のものです。今日はこの記念館に来ることができて大変よかったです。祖父、父、私の3代で司馬先生の本が大好きでした。歴史を伝えてくださることはもちろん、日本人としてこれからどのように世界に進出していかなかればならないのか、日本人がどうあるべきかを教えてくださる印象が強く、いつも勇気をもらいます。
 私は女、ただ武士のような心を持ってこれから世界の舞台に出て日本人として誇りをもち、仕事や人間関係を大切にしたい。